不登校になりかけの頃…
旦那に全く理解されなかった。
というか、それまで旦那に学校の事や子供の近況なども特に何も話してなかった。
どちらかというと、子供に無関心の方。
子供の事は自分には関係ない。
子供の事は全て妻の仕事。
それが伝わってたし、相談しても他人事のように話されるは分かってた。
だから私も特に何も話さなかった。
不登校への理解も多分してくれないだろう。
末っ子が行き渋りがひどくなり、朝早く往復2時間近くかけて毎日一緒に歩いて登校してた時に、今、末っ子がこういう状況で一緒に歩いて行ってる。正直キツイ…と旦那に言った事があった。その時の旦那は
「そっか〜。それは大変ですね。」
すごく軽く言われた。まるで他人の子供の話しのように聞いてた。
学校に行かすことで頭がいっぱいだった私は休ませてはダメだ!と思っていたから、嫌がる子供を学校まで連れて行って、辛そうな顔を見ながら毎日手を振り、時にはなかなか教室に入ってくれなくて、2時間学校に居る事もあった。子供の暗い顔を見るのが何より辛かった。
もちろんなんでそんな言い方をするのかと怒ったけど
「だってしょうがないじゃん!俺は仕事行ってる時間だし、何も出来ないじゃん。」
そう言われた。
「学校に行かなかったらバカになる」
そう旦那が言ってきたと悲しそうに末っ子から聞いた。
それで、もうこの人に話すのはやめようと思った。
そして、末っ子がちょこちょこ休みだし、長女も休みがちになってきた。
その時に、何かの話しの流れで学校を休んだのバレた時に末っ子が「今日ね、少し喉が痛かったから熱でたら大変だし休んだの!」と慌てて旦那に嘘をついていたのを見て、子供が嘘をつかなきゃいけない環境なんてよくない。
このままではダメだ。そう思いはじめた。でも正直いまは旦那まで対応する余裕が私にはなかった。
そして次女も行かなくなり、その頃には私も子供達も少しずつ落ち着いていて、不登校への理解も私の中で整理出来てきていた。
今はそういう時だ!寄り添い、まずは休んでメンタルを元気にしていこう。
そして、家での過ごし方を色々子供達と話し合っていた時期だった。
やはり旦那と話さなければ!
そう思える余裕が出てきて、
子供の今までの事や今の様子、学校とのやり取り。私の考えを伝えた。
そして、父親であるあなたとも一緒に子供の事を考えていきたいと伝えた。
最初は「う〜ん……」みたいな微妙な反応だったけど、フリースクールのイベントに一緒に参加したり、子供の近況を伝えて共有するようにした。
少しずつ、旦那も子供を受け入れようとしてくれるようになった。
でもやはりなかなか考え自体を変えるのは難しいようでこの前も楽しく夜ご飯を食べていたら話の流れで「明日は学校頑張って行きなさいね!!」と旦那としては励ましの言葉を言ったつもりなんだろうが、子供達の顔が途端に曇った。
その時に長女が
「みんなそれぞれ頑張ってるよ。」
と旦那に言った。
旦那もハッとして
「そうだよね!!みんな頑張ってるよね!」
その言葉に、他の子供達もうんうん!と頷いていた。
少しずつみんな変わってきてると思う出来事だった。
少し前だと、きっとみんな暗い顔して黙ったままだったと思う。
まだまだ、子供達の気持ちが不安定になってしまう時もあるし、わたし自身も不安になったりする。
でも、やはり夫婦2人で子供の事を話せるようになってから子供も明るくなり、少しずつ前を向けれるようになった気がする。
きっと旦那も分からなかっただけ。知らなかっただけ。
子供への思いは一緒なはずだと信じてこれからも
2人で向き合って行こうと思います。
と、我が家の場合はこんな感じでした😅